[住まい 生活]新築・建替えノート 注文住宅の依頼先比較検討06
*RC造り(鉄筋コンクリート造り)
RCとはRC(Reinforced Concrete)の略称で、簡単に言うと、コンクリートに鉄筋を入れて補強した構造物のことです。引張力に強い鉄筋(コンクリートの約10倍)と圧縮に強いコンクリートを組み合わせた、最も耐久性のある、非常に強い強度を発揮する構造です。火に弱いとされる鉄筋の欠点もコンクリートで被覆することで解消され、酸化により錆びる鉄筋もアルカリ性のコンクリート内では錆びることもない。また、鉄筋とコンクリートは温度変化による膨張率もほぼ同様であることから、一体とするには大変相性が良い。このように鉄筋とコンクリートは、互いの欠点を補いながらRC造り(鉄筋コンクリート造り)の本来の性能を支えている。
RC造りは、ラーメン構造や壁式構造、さらにはPC(プレキャストコンクリート)構造などに分類され、各々特徴・長所・短所がまた異なりますが、ここでは比較的低層でポピュラーな壁式構造にスポットを当てたいと思います。
*RC造り(鉄筋コンクリート造り)の長所
耐久性、耐火性、遮音性に優れ、強度も非常に強い、構造体としては非常に優れた工法です。 ほとんどの工程が現場加工のため、コンクリート系プレハブに比べると、設計自由度が高く、個性的な外形を造り出すこともできる。
*RC造り(鉄筋コンクリート造り)の問題点
コンクリート系プレハブ同様、建物重量が重いため、基礎部分がコスト高になりやすい。頑強であるがゆえ、リフォームには対応しづらい。
現場での作業比率が高いため、品質にムラが出やすい。水とコンクリートの混合比率にも注意が必要。コンクリートが練りあがってから90分以内に打設しなければならないため、正に時間との勝負です。作業性を上げるため、過剰に水を加え(俗に言うシャブコン)とりすることが問題になっているが、RC造り(鉄筋コンクリート造り)の本来の強度が失われるため、このような手抜きは致命的である。
また、コンクリートが本来の強度となるには、生コン打設より一定期間(28日、4週間である。)の養生が必要である。この間は型枠、サポート共、外すことは許されないので、工期が長くなる。従ってワンフロアで一ヶ月と考えると、例えば3階建の場合、基礎部分を含め4層となるので、上棟まで4ヶ月かかることになる。
また、躯体が蓄熱する性質から冷暖房のエネルギーロスが大きいが、外断熱にすれば長所と変わる。(躯体が外気温の変化の影響を受けなくなり、室内側で蓄熱できるので室内温度を一定に保ちやすく、冷暖房のエネルギーロスが大幅に解消され結露も防止できる。)
このようにRC造り(鉄筋コンクリート造り)には、注意すべきチエックポイント多数あります。
*RC造り(鉄筋コンクリート造り)コスト
木造、プレハブ等の他の工法と比べ高い。RC造り(鉄筋コンクリート造り)は木造よりも材料費が安いにもかかわらず、全体としてコスト高となるのは、いかに人に手間に依存しているかを物語っている。
住まいの新築、建替えは初期段階の情報収集が決め手!まずは依頼先の候補を3〜4社に絞り込むと検討が進みやすいです。